0円ソーラーのからくりとは?仕組みや導入が向いている人をわかりやすく解説
「0円ソーラー」は、太陽光発電システムを初期費用なしで導入できるサービスです。導入コストがかからない一方で、「0円」と聞くと「どのような“からくり”があるのだろう?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際に、0円ソーラーには初期費用が無料になる“からくり”があります。事業者が設置費用を負担し、契約期間中の電気料金やサービス利用料などを通じて長期的に回収する仕組みです。
0円ソーラーには主に3つのモデルがあり、それぞれ電気の所有権や売電の扱い、支払い方法が異なります。各モデルの特性や契約条件を理解せずに選ぶと、「発電した電気を自家消費できない」「売電収入を得られない」といった想定外の制約が生じる可能性があるため、事前に確認することが重要です。
この記事では、0円ソーラーのからくりを分かりやすく解説した上で、モデルごとの特徴・メリット・デメリット、0円ソーラーの導入が向いている人・不向きな人の傾向をご紹介します。
| 【この記事で分かること】 ・0円ソーラーのからくり ・0円ソーラーの導入が向いている方 ・0円ソーラーの導入が向いていない方 |
■目次
0円ソーラーのからくりとは?
通常、住宅に太陽光パネルを設置するためには、100万円以上の費用がかかります。しかし、例えば鈴与の0円ソーラーであれば、契約者は初期費用を支払う必要はありません。契約期間15年終了後は、太陽光発電設備が無償で譲渡され、発電した電気を自由に使えるようになります。
0円ソーラーの提供形態には主に「PPA・リース・屋根貸し」の3つのモデルがあり、事業者がどのように設置コストを回収するかは、モデルごとに異なります。まずは、0円ソーラーの3つのモデルの仕組みについて、詳しく見ていきましょう。
PPAモデル
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PPA(電力販売契約)モデルは、0円ソーラーの中でも主流の仕組みです。事業者が所有する太陽光発電設備を利用者の自宅に設置し、利用者は発電した電気を事業者から購入して使用します。
本来、電力会社から電気を購入すると「再エネ賦課金」と「燃料調整費」が上乗せされますが、PPAモデルでは自宅の屋根で発電した電気を使用するため、これらの費用がかかりません。そのため、月々の電気代を抑えることができます。
事業者は、利用者の電気料金の支払いや、発電して余った電気の売電収入によって、初期費用を回収します。
0円ソーラーの「PPAモデル」のメリット・デメリットは、以下の通りです。
| メリット | デメリット |
| ・太陽光で発電した電気のうち、使った分だけ料金を支払う従量課金制 ・再エネ賦課金や燃料調整費がかからない分、電気料金が安い |
・発電して余った電気を売電できない |
太陽光発電のPPAモデルとは?仕組みからメリットまで詳しく解説>>
PPA事業者を選ぶ際の8つのチェックポイントを詳しく解説>>
リースモデル
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リースモデルは、「定額制」で0円ソーラーを利用する仕組みです。太陽光発電設備一式を、月々決まった料金を支払う形で導入します。車やコピー機のリースと同じ考え方で、初期費用がかからない代わりに、毎月「リース料」を支払います。
リースモデルとPPAモデルの違いは、発電した電気を自由に使える点と、余った電気を売電して「売電収入」を得られる点です。リースモデルでは売電収入は利用者のものとなり、事業者は月額リース料金によって設置費用を回収します。
利用者は、毎月のリース料を支払っても、電気代の削減額や売電収入がリース料を上回れば、実質的に家計全体でプラスになる可能性があります。
0円ソーラーの「リースモデル」のメリット・デメリットは、以下の通りです。
| メリット | デメリット |
| ・余剰電力を売電して収入にできる | ・発電量の有無に関わらず月額固定費がかかる |
屋根貸しモデル
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屋根貸しモデルは、0円ソーラーのからくりの中でもシンプルな仕組みです。自宅の屋根スペースを事業者に貸し出し、その賃貸料として電気代の割引などの特典を得る仕組みです。
事業者が太陽光発電設備を設置し、発電した電気は事業者がすべて電力会社に売却して利益を得ます。
利用者は、屋根を貸す対価として「賃料」や「電気代の割引」などの特典を受け取ります。設備のメンテナンスは事業者側が行うのが基本です。主に工場や企業など、大きな屋根を持つ建物で採用されることが多く、個人住宅向けは多くありません。
0円ソーラーの「屋根貸しモデル」のメリット・デメリットは、以下の通りです。
| メリット | デメリット |
| ・屋根を貸すだけで賃料収入が得られる ・発電量や消費量を気にする必要がない |
・発電した電気を自家消費できない ・売電収入を得られない |
0円ソーラーの導入が向いている方
- 初期費用の支払いを負担に感じる
- 売電収入に期待していない
- メンテナンス費用が心配
- 太陽光発電と蓄電池を初期費用を抑えて設置したい
それぞれのパターンについて詳しく解説していきます。
初期費用の支払いを負担に感じる
資源エネルギー庁の調査によれば、2024年度の新築・既築を合わせた全体の平均価格は、発電容量1kWあたり29.5万円でした(※1)。一般家庭に設置される平均的な発電容量は4.5kWなので、設置費用は132.75万円となります。より発電容量の大きいものを設置する場合、さらに費用がかかります。
また太陽光発電を後付けで設置する場合、既存の屋根の耐久性が不足していれば補強工事が必要となり、その費用も加算されます。
0円ソーラーであれば、太陽光発電を初期費用0円で導入することが可能なため、初期費用が導入にあたってハードルとなっている方には特におすすめです。
家庭用蓄電池と太陽光の価格相場は?導入費用を抑える方法も紹介>>
新築住宅に蓄電池は設置すべき?必要性や設置タイミングについて解説>>
(※1)出典元:太陽光発電について|資源エネルギー庁
(※2)出典元:株式会社三菱総合研究所の資料 をもとに算出
売電収入に期待していない
そのため、売電収入を得ることができなくても気にならない方には、0円ソーラーがおすすめと言えるでしょう。
メンテナンスが心配
鈴与商事のサービス「鈴与の0円ソーラー」では、契約期間中のメンテナンス費用は鈴与商事が負担します。そのため、自然災害が発生した場合も、メンテナンス費用がかからず安心です。
太陽光発電と蓄電池を初期費用を抑えて導入したい
鈴与の0円ソーラーでは、太陽光発電と蓄電池を初期費用0円で導入できる「蓄電池プラスプラン」があります。太陽光発電と一緒に蓄電池を設置すると、太陽光で発電した電気を貯めることができます。夜間や天候の悪い日など、発電できない時間帯は蓄電池に貯めておいた電気を使うことができるため、災害時や停電時も安心です。
蓄電池を購入する場合は、太陽光発電と合わせると150万円〜300万円程度の初期費用がかかってしまいます。鈴与の0円ソーラーでは、初期費用の負担ゼロで太陽光発電と蓄電池を導入できるので、導入時の金銭的負担を減らしたい方には非常に大きなメリットといえるでしょう。
■鈴与の0円ソーラー|3つのプラン
- プラン1:太陽光発電設備の設置
- プラン2:太陽光発電設備+蓄電池
- プラン3:太陽光発電設備の設置(あとから蓄電池や電気自動車の充電設備を設置
蓄電池と太陽光発電設備を組み合わせて設置するメリット・デメリットを解説>>
0円ソーラーの導入が向いていない方
鈴与商事では、太陽光発電設備の購入に関するご相談も承っています。エネルギーのプロである経験豊富な営業担当がお客様のライフスタイルに沿ったご提案をいたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
0円ソーラーのモデルには「PPA」「リース」「屋根貸し」の3種類があり、電気代削減や災害時の備え、メンテナンスの負担軽減など、重視したいポイントに合わせて選べるのが魅力です。
初期費用を抑えて太陽光発電設備を導入したい方には「鈴与の0円ソーラー」がおすすめです。
太陽光発電と蓄電池を初期費用0円で導入できる「蓄電池プラスプラン」や、将来的に蓄電池やEV(電気自動車)充電器の設置が可能な「スタンダードプラン」など、お客様のニーズによって選べる複数のプランをご用意しています。
お客様の住まいや電力使用状況に合わせて最適なプランをご提案いたしますので、まずは一度お気軽にご相談ください。
