PPA事業者を選ぶ際の8つのチェックポイントを詳しく解説 近年注目される「PPAモデル」は、太陽光発電を初期費用や維持管理費用をかけずに導入し、電気代削減と脱炭素化を同時に実現できる仕組みです。

PPA事業者は複数あり、選び方を誤ると期待した効果が得られないこともあるため、適切な選定が重要です。

本記事では、太陽光発電のPPA事業者の概要を解説した上で事業者を選ぶ際に押さえるべき8つのチェックポイントを詳しく解説します。

 
PPAモデルについての
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■目次
  まとめ
 

PPA事業者とは

PPA事業者とは、太陽光発電システムの導入を検討している企業や自治体などに対し、設備の無償設置から維持管理までを一貫して行う事業者のことです。

PPAモデルでは、利用者は初期費用や維持管理費用を負担することなく太陽光発電システムの導入が実現できます。また、発電された電気をPPA事業者から安価で購入できるため、電気代を削減できることがメリットです。

PPA事業者は、利用者から徴収する電力使用料や、発電した電力のうち使い切れなかった余剰電力を電力会社に売却することで、設備投資や運営にかかる費用を回収する仕組みとなっています。

これにより、利用者はリスクを抑えながら再生可能エネルギーへの移行を実現し、PPA事業者は持続可能なビジネスモデルの構築が可能です。



太陽光発電のPPAモデルとは?仕組みからメリットまで詳しく解説>>
 

太陽光発電のPPA事業者を選ぶ際の8つのチェックポイント

太陽光発電のPPAモデルは、初期費用や維持管理費用なしで再生可能エネルギーを導入でき、電気代の削減や脱炭素経営の実現に役立ちます。しかし、PPA事業者によってサービス内容や契約条件、サポート体制には差があります。そのため、導入前には複数の事業者を比較し、自社の事業計画や設置環境に適した事業者を選ぶことが重要です。

ここでは、PPA事業者を選ぶ際に特に注目すべき8つのチェックポイントについて詳しく解説します。
 

電気代の単価

電気代削減効果を最大化するためには、PPA事業者を選ぶ際に、発電した電力を購入する単価の違いに注目することが重要です。

事業者によって電気代の単価は異なり、自然エネルギー財団「コーポレートPPA日本の最新動向2024年版」によると、電気代単価は約15~20円の範囲で設定されています。より低い単価で電力を購入できれば、電気代削減効果も高くなります。

また、契約期間や設置する太陽光発電設備の規模・性能によっても単価は変動するため、事業者ごとの条件をしっかり比較することがコスト削減につながります。
 

契約条件

PPAモデルの契約期間は、一般的に10~20年程度と長期に設定されており、この期間中は途中解約や設備の処分、別の事業者への切り替えは基本的に認められません。

そのため、契約を結ぶ際には、自社の事業計画(例:拠点の移動や土地の活用)などを踏まえて、契約内容と期間で問題がないか慎重に確認することが重要です。
 

設置場所の条件

PPA事業者ごとに設置場所の条件は異なるため、希望する場所に設置可能かどうかを事前に確認することが不可欠です。

例えば、経年劣化が進んでいる屋根や、耐荷重性能に懸念がある建物、あるいは複雑な屋根形状を持つ建物などでは、安全上の理由から設置が困難となるケースがあります。

また、屋根の耐久性だけでなく、設置場所が十分な日射量を確保できるかどうかも、PPA事業者にとって重要な条件です。発電効率に直結するため、周辺の建物や樹木による日影の影響が少ない場所が求められます。

契約を検討する際には、希望する設置場所の具体的な状況をPPA事業者に伝え、設置が可能か確認をしましょう。
 

メンテナンスの内容

太陽光発電システムの維持・管理はPPA事業者が担当しますが、その内容は事業者ごとに異なります。点検やメンテナンスの頻度、不具合発生時の対応スピード、点検に含まれる内容、費用などを事前に確認しておくことが重要です。

また、PPAモデルでは、契約期間満了後はシステム一式が無償譲渡されるのが一般的です。しかし、期間中に十分なメンテナンスが行われていなければ、引き渡されたあとの故障や劣化のリスクが高まります。

そのため、長期にわたって安心して任せられるメンテナンス体制が整っている事業者を選ぶことも重要です。
 

サービスの提供内容(蓄電池の併設などに対応しているか)

PPA事業者によって提供されるサービスには違いがあります。特に、太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせられるかは重要なポイントです。

太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせると、以下のようなメリットがあります。
 
  • 発電できない時間帯や悪天候時でも、蓄えた電気を利用でき、電気代を効率良く削減できる
  • 災害や停電時の非常電源となる
  • PPAモデルの契約終了後も自家消費に役立つ

ただし、すべてのPPA事業者が蓄電池を提供しているわけではなく、設置には別途費用がかかる場合もあるため、契約前にサービス内容を確認しておくことが重要です。

また、「蓄電池の設置に費用がかかるか」など、サービス内容を確認してからPPA事業者を選ぶこともポイントです。
 

PPAモデルの実績を確認する

PPAモデルの導入実績が豊富な事業者は、運用ノウハウが蓄積されているため、安心して運用を任せられます。

具体的には、対応可能な施設規模や合計発電容量、サービス提供エリアの広さなどを確認すると良いでしょう。

また、これまでの導入事例や契約実績を参考にすることで、自社の規模や条件に合った事業者かどうかを判断しやすくなります。
 

契約終了後の対応

PPA契約終了後の対応は、PPA事業者によって異なります。設備を無償譲渡するケースもあれば、契約延長が可能なケース、設備の撤去に費用がかかる場合もあります。

そのため、契約前には「契約終了後にどのようにしたいか」を明確にし、希望に合った事業者を選ぶことが大切です。

また、契約期間が10~20年と長期にわたるため、途中で方針変更の可能性も考えられます。契約期間中でも契約終了後の対応について相談できる体制が整っている事業者を選ぶと安心です。
 

補助金制度の活用サポートに対応しているか

PPAモデルを導入する際、国や地方自治体の補助金制度を活用できる場合があります。具体的には、まずPPA事業者に補助金が交付され、利用者が毎月支払う電気料金から補助金額分を差し引くことなどで間接的に還元されます。

ただし、これらの補助金制度を利用するためには、設備性能や設置条件、申請期限など細かい基準を満たす必要があり、手続きも複雑です。

そのため、補助金制度の対象となるかを確認し、必要な書類作成や申請手続きの代行まで、総合的なサポートを提供してくれるPPA事業者を選ぶとスムーズに進められるでしょう。

 
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まとめ

PPAモデルを活用することで、初期費用をかけずに太陽光発電システムを導入でき、電気代削減と再生可能エネルギー利用による環境貢献を同時に実現できます。PPA事業者を選ぶ際には、契約期間が10年以上と長期にわたることを踏まえ、将来の事業計画との整合性や、契約終了後の対応についても明確にしておくことが重要です。

また、国や自治体の補助金制度を活用できる場合があるため、申請手続きのサポート体制が整っているかどうかもチェックしましょう。

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