太陽光発電は災害時に使えないって本当?備え方でメリットを最大限に活かす方法を紹介
災害対策として太陽光発電の設置を検討しているものの、「災害時には使えない」という話を聞いて不安に感じている方もいらっしゃるでしょう。実際に、太陽光発電システムを設置しただけでは、停電時に使用することはできません。しかし、仕組みを正しく理解し、適切な対策をしておくことで、停電時の心強い備えとなります。
本記事では、「太陽光発電は災害時に使えない」と言われる3つの理由と、万が一の停電時に最大限活用するための具体的な方法を分かりやすく解説します。
\設置費用がかからないって本当?/
| 【この記事で分かること】 ・太陽光発電が災害時に使えないと言われる理由 ・災害時に太陽光発電を活用するためにできること ・災害時に太陽光発電があるメリット |
■目次
「太陽光発電は災害時に使えない」と言われる3つの理由
- 自立運転モードでなければ使えない
- 1,500Wの家電しか使えない
- 太陽が出ている時間しか電気が使えない
自立運転モードでなければ使えない
太陽光発電で発電した電気はそのままでは使用できず、パワーコンディショナー(パワコン)によって家庭や事業所で使用できる電気への変換が必要です。このパワコンは、外部の電気で稼働する仕組みで、停電して外部の電力が遮断されるとパワコンが停止し、太陽光発電の電気が使えなくなってしまいます。
この問題を解消する機能として、太陽光発電システムには「自立運転モード」が備わっています。自立運転モードは、太陽光発電で作られた電力でパワコンを稼働させ、専用のコンセントから電気を供給するための機能です。
ただし、機種によっては手動で自立運転モードへ切り替える必要があり、使い方を知らなければせっかく発電した電気を活用できません。
実際に、2019年の台風15号の際に起きた停電では、太陽光発電を導入していた約8割の家庭が自立運転機能を使って停電中も電気を使用できた一方で、「使い方を知らなかった」というケースも多かったと報告されています。
万が一に備え、事前に自立運転モードの切替方法を確認しておくことが大切です。
参照:資源エネルギー庁|太陽光発電設備の自立運転機能の周知について
1,500Wまでの家電しか使えない
1,500Wで使える家電の例として、以下の2つのパターンを見てみましょう。
| パターン① | パターン② | ||
| 家電の種類 | 消費電力 | 家電の種類 | 消費電力 |
| スマホ充電 | 15W | スマホ充電 | 15W |
| 冷蔵庫 | 250W | エアコン | 1,200W |
| 電子レンジ | 500W | 冷蔵庫 | 250W |
| テレビ | 200W | - | |
| 照明 | 60W | ||
| 合計 | 1,025W | 合計 | 1,465W |
どちらのパターンも、スマートフォンの充電や冷蔵庫といった最低限の家電は使用可能です。パターン①は、消費電力の少ない家電を組み合わせて合計1,025Wに抑えた例で、比較的ゆとりがあります。一方で、パターン②のように消費電力の多いエアコンを使用する場合は、他の家電の使用を控えなければなりません。
なお、消費電力が1,500W未満の家電であっても、使用時に注意が必要なものもあります。家電によっては、記載されている消費電力よりも瞬間的に大きな電力(突入電力)がかかるケースがあるためです。
電子レンジやエアコン、冷蔵庫などは、起動時に表示消費電力の2〜3倍の電力が必要になることもあり、消費電力が1,500W以内に収まっていても利用できないケースがある点には注意しましょう。
また、エアコンやIH調理家電などで使われる200Vの家電は、電圧が異なるため自立運転モードでは使用できません。非常時に慌てないためにも、普段から家電の消費電力や突入電力の有無を把握しておきましょう。
太陽が出ている時間しか電気が使えない
また、冬場など季節によっては日射量が足りず、思うように電気が確保できないこともあります。
しかし、近年は充電式の家電が普及しており、湯たんぽやLEDランタン、モバイルバッテリーなどを日中に充電しておくことで、夜間の照明や暖の確保は可能です。
さらに、蓄電池を導入することで、日中に発電した電気をためて夜間や日照不足の日中も電気を使用できるようになります。
鈴与の0円ソーラーでは、太陽光発電と蓄電池を初期費用0円で設置できる「蓄電池プラスプラン」をご用意しています。太陽光発電の導入をお考えの方は、ぜひ鈴与のソーラーにご相談ください。
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災害時に太陽光発電を活用するために
太陽光発電が「災害時には使えない」と言われる理由を正しく理解し、以下の適切な対策をしておくことが大切です。
- 自立運転モードの使い方を確認する
- 非常用コンセントの位置を確認しておく
- 補助金を活用して蓄電池を導入する
ここでは、災害時に太陽光発電を活用するための3つのポイントを詳しく解説します。
自立運転モードの使い方を確認する
太陽光発電を自立運転モードにする一般的な流れは、次のとおりです。
- ブレーカーの主電源をオフにする
- 太陽光発電のブレーカーをオフにする
- 自立運転モードに切り替える
- 自立運転用のコンセントを使って電気を使う
非常用コンセントの位置を確認しておく
太陽光発電システムには非常用コンセントが備わっており、発電した電気を直接使用できる仕組みになっています。停電時に電気を使用するためには、室内にある通常のACコンセントではなく、非常用コンセントを使用する必要があります。
非常用コンセントは通常、太陽光発電に用いられているパワーコンディショナー(パワコン)に設置されています。パワコンの設置場所が屋内・屋外のどちらにあるかによって、非常用コンセントの場所も異なるため、事前に確認しておきましょう。
なお、非常用コンセントからの電気は、あくまで太陽光で発電したものを使用するため、天候が悪く日射量が不足している場合や夜間は、電力が使えない点に注意が必要です。
補助金を活用して蓄電池を導入する
蓄電池があれば、日中に発電した電気をためておき、夜間や日照不足時、さらに災害時にも電力を確保できます。
導入費用は決して安くありませんが、国や自治体の補助金を活用すれば費用負担を抑えることが可能です。ただし、国の補助金は予算が限られており、早期に終了するケースがあるため、計画的に準備し早めに対応することが大切です。
また、自治体によっては「太陽光発電と蓄電池の同時設置」を条件とし、補助金が支給されている地域もあります。
災害時における蓄電池の重要性や種類については、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
蓄電池は災害時に役立つ?目的に合った容量や種類を詳しく紹介>>
【2024年最新】家庭用蓄電池の補助金制度を国と自治体にわけて紹介>>
災害時に太陽光発電がもたらすメリット
災害時に太陽光発電で発電した電気を利用することができるメリットは、以下のとおりです。
- 情報収集や連絡が可能
- 食料を保管できる
- 冷暖房が使える
ここでは、災害時に太陽光発電で発電した電気が使用できることがもたらす3つのメリットについて詳しく解説します。
情報収集や連絡が可能になる
太陽光発電があることで、発電した電気を使ってスマートフォンの充電が確保できるため、情報不足による不安や孤立を防ぎやすくなります。万が一にインターネットが利用できない状況でも、テレビやラジオを稼働させることで、情報を得る手段を複数確保できる点もメリットです。
また、スマートフォンの充電ができていれば、遠方の親戚や知人に連絡し、安否確認や救援の連絡も可能です。「連絡が取れる」ということが、災害時の不安を和らげる心理的な支えとなるでしょう。
災害時には、混乱により情報が錯綜するケースが少なくありません。最低限の電源が確保できることで、落ち着いて複数の情報の中から信頼できる情報を見極めやすくなることも、太陽光発電を設置することのメリットの一つと言えるでしょう。
食料を保管できる
しかし、太陽光発電があれば、日中の発電している時間帯に冷蔵庫を稼働させることができるため、貴重な備蓄を無駄にせずに済みます。
災害時に物流が止まり、食料の調達が難しい場合であっても、手持ちの食材を保管できるため、生活の維持や安心感につながるでしょう。
また、冷蔵庫だけでなく、電子レンジやホットプレートなどの調理器具を使った調理も可能です。特に、離乳食や介護食、アレルギー対応食、療養食といった、避難所では手に入りにくい食事を自宅で対応できる点は大きなメリットです。
冷暖房が使える
真夏の猛暑日に停電が起きると熱中症のリスクが高まり、真冬は低体温症の危険があります。特に高齢者や乳幼児にとっては命に関わる問題であり、適切な温度管理が不可欠です。
太陽光発電があれば、発電した電気を使って扇風機で暑さを和らげたり、小型ヒーターで寒さをしのいだりすることが可能です。
ただし、エアコンは起動時や運転中の消費電力が大きく、自立運転モードの上限である1,500Wを超える場合には使用できない点には注意しましょう。
なお、太陽光発電の導入は災害時以外にも、日々の電気代の節約や余った電気の売電といったメリットもあります。太陽光発電のメリットに関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
太陽光発電のメリットとは?特徴を理解して導入を検討しよう>>
災害に備えて太陽光発電の設置を検討しているなら
資源エネルギー庁によると、2024年に設置された太陽光発電の設置費用は、1kWあたり約28.7万円でした。5kWの太陽光発電システムを導入する場合、約144万円の初期費用が必要です。
こうした費用面の不安を解消したい方には、鈴与のソーラーが提供する「鈴与の0円ソーラー」がおすすめです。
初期費用0円で太陽光発電と蓄電池を設置できるプランがあり、災害時の備えとして適しています。
また、契約期間中のメンテナンスは鈴与商事が対応するため、設備管理の手間や不安に関しても安心してご使用いただけます。さらに、15年の契約期間終了後は、太陽光発電システム一式を無償で譲渡しますので、長期的な節電効果も期待できるでしょう。
初期費用0円で導入できる太陽光発電に興味がある方は、鈴与の0円ソーラーについてお気軽にご相談ください。
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まとめ
しかし、これらの問題は事前の準備をしておくことで対応することが可能です。自立運転モードの使い方や非常用コンセントの位置を確認し、蓄電池を併用するなど、適切に活用することで停電時でも必要な電力を確保できます。
災害時の安心感を高めるためにも、検討する際は蓄電池の設置も検討すると良いでしょう。
「初期費用が高くて太陽光発電の設置に踏み切れない」という方には、鈴与のソーラーの「鈴与の0円ソーラー」がおすすめです。初期費用0円で太陽光発電を導入でき、契約期間中のメンテナンス費用も無料です。
蓄電池がセットになったプランもご用意しており、災害時の過ごし方やご希望の使い方に応じて、最適なプランをご提案いたします。契約期間終了後は太陽光発電設備一式が無償で譲渡されるため、災害時にも安心で、将来的な光熱費の負担軽減にもつながるでしょう。
地震・台風・豪雨など自然災害の多い日本では、万が一に備えた太陽光発電システムが重視されています。災害対策として太陽光発電や蓄電池の導入を検討している方は、ぜひ鈴与のソーラーへご相談ください。
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