【2025年最新版】太陽光発電設備の設置で利用できる浜松市の補助金制度 浜松市では、家庭部門でのカーボンニュートラル・脱炭素化の実現に向けて、次世代型住宅や創・省・蓄エネルギーシステムを導入した市民に対し、導入費の一部を市が補助する制度を行っています。太陽光発電の補助金を受け取るには蓄電池やV2Hとの同時設置が条件であり、補助額は太陽光発電設備が2万円、蓄電池とV2Hがそれぞれ8万円です。

浜松市の同補助金は、国や静岡県の制度との併用も可能ですが、予算上限に達し次第終了するため、早めに申請準備を進めることが重要です。

本記事では、太陽光発電設備の設置で利用できる浜松市の補助金制度について、2024年の情報をもとに解説します。

 
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■目次
  まとめ
 

太陽光発電設備の設置で利用できる浜松市の補助金制度

浜松市では「創エネ・省エネ・蓄エネ型住宅推進事業費補助金」により、太陽光発電設備に対して一律2万円の補助を受けられます

ただし、この補助金は太陽光発電設備単体での設置には適用されず、蓄電池またはV2Hとの同時設置が条件となります。

V2Hとは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)のバッテリーを利用して、家庭に電力を供給する設備です。蓄電池やV2Hと組み合わせることで、発電した電気を貯めることができ、電気代の節約や停電時の備えとしてのメリットがあります。

同補助金制度の詳細は、以下のとおりです。
 
補助額 太陽光発電設備:2万円
蓄電池 :8万円 V2H :8万円
対象機器 <太陽光発電設備>
太陽光パネルの公称最大出力の合計が3kW以上の機器

<蓄電池>
一般社団法人「環境共創イニシアチブ」に登録された機器

<V2H>
一般社団法人「次世代自動車振興センター」に登録された機器
補助対象 ・浜松市内の戸建住宅(住民票上の住所)に新たに未使用品の対象システムを購入し、設置した個人であること。(新築時及び建売住宅購入時を含む)
・市税を完納している者
・暴力団関係者等と関係性を持っていない者
・これまでに当該設備に対する市の補助金の交付を受けたことがない者
補助条件 ・所有する戸建て住宅であること(新築・既築)
・令和7年5月15日~令和8年3月15日までの間に購入もしくは支払いが完了したものであること
実施期間 令和6年4月1日~令和7年3月17日
ホームページ https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/shin-ene/smart_hojyo/hojokin.html
 

 ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)導入支援事業補助金

また、浜松市では同一事業として「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)導入支援事業補助金」という制度も実施しています。上記制度とは併用できないものの、こちらの制度は上限15万円の補助額が設定されています。

ただし、ZEH制度は太陽光発電設備や蓄電池に対する補助ではなく、一定の性能を備えた新築住宅を建てる際に利用できる制度です。その一環として、太陽光発電設備の設置が含まれています。

太陽光発電設備を設置する際には、ZEH制度も活用できるため、これから家を建てる方は、補助額が高い本制度も検討してみてはいかがでしょうか。

浜松市での太陽光発電設備設置に向けた補助金制度の基礎知識

浜松市の太陽光発電設備の設置を支援する補助金制度を利用することで、設置費用を抑えられますが、利用する際には押さえておくべきポイントがあります。

ここでは、浜松市での太陽光発電設備設置に向けた補助金制度の基礎知識として、国や県が実施している制度との併用方法や申請のタイミングについて解説します。
 

国や県が実施している制度と併用できる

太陽光発電設備の設置に利用できる補助金制度は、浜松市だけでなく国や静岡県も実施しています。

浜松市の「創エネ・省エネ・蓄エネ型住宅推進事業費補助金」は、ほかの補助金との併用が可能であるため、より低コストでの設置が可能です。

例えば、以下のような補助金の組み合わせ方があります。
 
  1. 「浜松市」の補助金制度+「国」の補助金制度+「静岡県」の補助金制度
  2. 「浜松市」の補助金制度+「国」の補助金制度
  3. 「浜松市」の補助金制度+「静岡県」の補助金制度
ただし、併用できるのは、各制度がその条件を認めている場合に限られます。

2024年12月時点では、国の補助金に太陽光発電設備単体で利用できるものはありませんが、「ZEH補助金」のように、一定の性能基準を満たした新築住宅を建てる場合に活用できる制度があります。

なお、静岡県では機器を安く購入できる「住宅用太陽光発電設備等共同購入支援事業」という制度を実施しています。

【参加登録期間】
令和7年3月12日(水曜)から令和7年8月28日(木曜)

【購入プラン】
  • 太陽光パネルのみ
  • 太陽光パネル+蓄電池
  • 蓄電池のみ
  ※ただし、太陽光パネルは10キロワット未満。

注意点として、各補助金制度には実施期間や予算が設定されており、「併用可」とされていても、実施状況によっては併用できない場合があります
 

予算の上限に達し次第で受付は終了される

太陽光発電設備設置のための補助金制度では、予算に上限が設けられています。そのため、申請期間内であっても、予算が上限に達した時点で受付が終了することがあります。

補助金を活用した設備設置を検討している方は、できるだけ早めに情報を収集し、準備を進めることが重要です。
 

申請のタイミングに注意する

補助金制度の申請のタイミングとして、以下の「事前申請」と「事後申請」があります。
  • 事前申請:太陽光発電設備の設置前に申請
  • 事後申請:太陽光発電設備の購入あるいは設置完了後に申請

浜松市の「創エネ・省エネ・蓄エネ型住宅推進事業費補助金」は、購入後の申請となっています。設置完了後の申請は途中で予算に達してしまうリスクがあるため、早めに設置・申請を行いましょう。

一方、浜松市や国、県が実施するほかの制度では事前申請が求められる場合もあります。事前申請の場合、工事開始前に申請を行う必要があり、工事を開始してしまうと補助金の対象外となるため、事前に確認し準備を整えることが大切です。

確実に補助金を受けるためには、申請条件をしっかりと把握し、早めに申請手続きを進めましょう。
 

まとめ

浜松市の「創エネ・省エネ・蓄エネ型住宅推進事業費補助金」は、太陽光発電設備の設置に利用できる制度であり、蓄電池やV2Hとの同時設置が条件となります。

また、浜松市では「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)導入支援事業補助金」も実施しており、これから新築住宅を建てる方は、補助額がより高いZEH制度を活用することも検討すると良いでしょう。

なお、浜松市の補助金は国や静岡県の補助金制度と併用が可能ですが、予算に達した場合は申請が終了してしまうため、早めに申請準備を進めることが重要です。

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